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介護老人保健施設(老健)とは
介護老人保健施設とは、通称「老健(ろうけん)」と呼ばれる介護保険施設で、介護を必要とする要介護者の自立生活を支援し在宅復帰を目指すための中間施設として、医師による医学的管理の下、管理栄養士による栄養管理や看護師による医療的ケアなどの看護、食事や入浴などの介護、作業療法士(OT)・理学療法士(ST)・言語聴覚士(ST)によるリハビリテーションまで併せて提供する施設です。利用者ひとりひとりの状態や目標に合わせたケアサービスを、医師をはじめとする専門スタッフが行い、夜間でも安心できる体制を整えています。
介護老人保健施設の入所サービスを利用できる対象は、介護保険法による被保険者で要介護認定を受けた方のうち、病状が安定していて入院治療の必要がない要介護度1~5の方で、リハビリテーションを必要とされる方です。要支援の方は1ヶ月以上の入所はできませんが、介護予防短期入所(ショートステイ)であれば利用可能となっています。
介護老人保健施設の超加算型・在宅強化型・基本型とは
平成29年の制度改正で、介護老人保健施設の役割が在宅復帰・在宅療養支援であることがより明確にされたことを踏まえ、この機能を更に推進する観点から、在宅強化型や従来型という呼び方から区分を変更する事とともに、報酬体系の見直しが行われました。在宅復帰・在宅療養支援機能については、現在、在宅復帰率、ベッド回転率、退所後の状況確認等の指標を用いて評価しているが、これらに加え、入所後の取組みやリハビリテーション専門職の配置等の指標も用いることで更にきめ細かい評価ができるように「在宅復帰・在宅療養支援等指標」という10の評価項目を定めています。
在宅強化型・超加算型 介護老人保健施設
在宅強化型は、以下で示している在宅復帰・在宅療養支援等指標が60以上であり、少なくとも週3回以上のリハビリテーションを実施しているなどの条件を満たした介護老人保健施設です。
超加算型は、在宅強化型の中でも在宅復帰・在宅療養支援等指標が70以上という、在宅復帰・在宅療養支援に特に優れている介護老人保健施設です。
基本型・加算型 介護老人保健施設
基本型は、在宅復帰・在宅療養支援等指標が20以上で、退所時指導や退所後の状況確認を実施していることや、日常生活の自立のためのリハビリテーションマネジメントとして計画や評価を適切に行っているなどの条件を満たした介護老人保健施設です。
加算型は、基本型の中でも在宅復帰・在宅療養支援等指標が40以上で、地域に貢献する活動を行っているという要件を満たした介護老人保健施設です。
その他型 介護老人保健施設
その他型は、上記の要件を満たしていない介護老人保健施設です。
在宅復帰・在宅療養支援等指標
介護老人保健施設の在宅復帰・在宅療養支援等指標とは、下記評価項目(①~⑩)について、項目に応じた値を足し合わせた値(最高値:90)
①在宅復帰率
50%超→20、 30%超→10、 30%以下→0
②ベッド回転率
10%以上→20、 5%以上→10、 5%未満→0
③入所前後訪問指導割合
30%以上→10、 10%以上→5、 10%未満→0
④退所前後訪問指導割合
30%以上→10、 10%以上→5、 10%未満→0
⑤居宅サービスの実施数
3サービス→5、 2サービス→3、 1サービス→2、 0サービス→0
⑥リハ専門職の配置割合
5以上→5、 3以上→3、 3未満→0
⑦支援相談員の配置割合
3以上→5、 2以上→3、 2未満→0
⑧要介護4または要介護5の割合
50%以上→5、 35%以上→3、 35%未満→0
⑨喀痰吸引の実施割合
10%以上→5、 5%以上→3、 5%未満→0
⑩経管栄養の実施割合
10%以上→5、 5%以上→3、 5%未満→0
退所前訪問指導、退所後訪問指導、退所時指導は基本報酬に包括化
介護老人保健施設の加算として従来あった、退所前訪問指導加算、退所後訪問指導加算、退所時指導加算は、介護老人保健施設の退所時に必要な取組みとして、基本報酬に包括化されました。