老人ホームに入居した場合のNHKの受信料の支払いは必要なのかについて根拠の法律や基準などから紹介します。「日本放送協会放送受信料免除基準」に該当する場合は、放送受信料の全額または半額が免除となる。特別養護老人ホームやグループホーム、小規模多機能型居宅介護などの場合には、社会福祉法の中での社会福祉事業として該当しているの...
特別養護老人ホームとは何か
特別養護老人ホームとは、介護保険施設の1つで、在宅での生活が困難になった要介護3、要介護4、要介護5の高齢者が入居できる公的な高齢者の住まいです。法律的には特別養護老人ホームは「介護老人福祉施設」となっています。一般的には、特別養護老人ホームは、通称「特養(とくよう)」と呼ばれています。
民間運営の有料老人ホーム等に比べると、料金の基本設定は安くなっており、所得に応じて「介護保険自己負担限度額認定証」を交付され、自己負担する金額の減額などもあります。かつては特養に入所するために順番待ちが多かったですが、介護保険の要介護認定が、要介護3、要介護4、要介護5のみが対象となり、入居要件が厳しくなったことで、待機状況は以前より改善しています。ただし、東京都などでは依然順番待ちは多い状態となっており、地域差が大きいです。