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老人ホームに入居中の病院付き添いは誰がするのかについて紹介したいと思います。
特別養護老人ホームや有料老人ホームなど、ご利用者の生活全般を介護すると言われている施設でも、何から何まで月額料金の範囲内で行なってもらえるわけではありません。
特別養護老人ホーム受けることができる医療は限定されていますし、有料老人ホームの場合には制度を上手く使えば訪問診療などは受けられるかもしれませんが、老人ホームの中に医師がいるわけではないので原則外来を受診したりしなければなりません。
病院への付き添いは家族が行うか病院付き添いサービスを利用しなければならない
老人ホームに入居している方の病院への付き添いは、家族や親族の方が付き添っていくか、病院付き添いサービス業者と契約して、専門の業者のスタッフに付き添ってもらうなどの方法をとらなければなりません。 家族がいる場合には家族が病院に付き添うことが一般的です。老人ホームの中には、老人ホームの職員や看護師が病院に付き添ってくれるサービスを別途料金で設定している場合もあります。(介護保険上の訪問介護などでは病院付き添いを依頼できません。訪問介護業者の中には、自費サービスとして付き添いサービスを別途料金で提供してる場合もあります)
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まれに、老人ホームの職員に病院への付き添いをしないのはおかしいと詰め寄るような方もいらっしゃいますが、そのようなことを老人ホームが提供していたら職員がいくらいても足りませんのでご理解ください。
また、ケアマネジャーが責任を持って病院付き添いを行うべきだなどという意見もありますが、ケアマネジャーの仕事としてそこまでのことを求められているわけではなく、時間もかなり拘束されるので不適切だと思います。中にはボランティア精神で病院付き添いをしてくれるケアマネジャーもいますが、誰でもやってくれるというわけではなく、あくまでもケアマネジメント上に必要な情報を集めることや、本人に寄り添うことなどの一環であり、病院付き添いなどがケアマネの業務ではないということは覚えておいてください。
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病院への付き添いサービスの料金の相場とは
病院への付き添いサービスの料金相場は、1時間当たり3000円~5000円程度といわれています。
この料金は家事代行や便利屋などと同じような料金体系です。 付き添いサービスを利用する場合には、まず付き添いサービス業者と契約を交わしておき、料金プランやスケジュールなどを調整して利用するということが多いです。
家族が車椅子の方の病院への付き添いをする場合に移動はどうするか

車椅子の老人ホーム入居者が通院する場合
車椅子を利用している方が病院に通院する場合には、車椅子対応の福祉タクシーにお願いしたり、一般のタクシーに事前に知らせて車椅子の乗り降りなどに対応できるドライバーを手配してもらったりする方法があります。福祉タクシーを依頼すると車椅子のまま車両に乗り込むこともできることが多いのでおすすめです。一般のタクシーやハイヤーでも、近年は車椅子の方も増えているのでドライバーの方も車椅子に慣れていることも増えてきました。ただし、 折りたたみができない車椅子などの場合には乗用車では車椅子を運ぶことができないため事前に車両のトランクに乗せられるぐらいに折りたたむことができる車椅子であるかを確かめておく方が良いでしょう。
病院への付き添いや通院に民間救急車を使う場合
重度の方や特別な疾患を持っている方などで老人ホームから病院に通院する場合には、 民間の救急車を借りて行くこともあります。民間救急車というのは、119番利用不緊急性の高い救急車とは違い、タクシーのように使える寝台自動車のことです。民間の救急車を依頼すると、寝台自動車という車が手配され、ストレッチャーで寝たまま車両に乗り込むことができます。
老人ホームの入居者の病院への付き添いについてのまとめ
老人の入居者の病院への付き添いは家族が行うか、病院の付き添いサービスを有料で依頼するか、老人ホームのスタッフに相談をしてみて付き添ってくれる方がいるかなどが現実的な選択肢です。家族や親族が行う以外は、付き添う人の時間を拘束するものではあるため、基本的に費用が発生するものだと考えてください。また付き添いサービスを依頼する場合にも、付き添いをする方はちょっとした介助や医療機関からの申し送り事項などをメモしてきてくれたりはしますが、それ以上のことを要求するのはなかなか難しいです。 老人ホームに入居する場合には、このように老人ホームの外に外出する機会があるということも考えながら、利用できるサービスやお願いできる人がいるかどうかも事前に調べておくことをお勧めします。