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老人ホームには定員があり、空きがないと入居できないため、ゆとりをもって複数の施設の見学をおすすめします。
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認知症がある方や、認知機能が低下してると思われる方は老人ホームへの入居をお断りされたり、あまり入居して欲しくなさそうな雰囲気を出すかと言うと、実際そのような傾向はあります。認知症がある方が老人ホームへの入居相談で入居に対して控えめになる理由は、認知症にとって生活環境が大きく変わることが悪化する引き金になる可能性が高いからです。認知症の方が施設に入居する時に気を付けておきたいポイントをまとめましたので、資料請求・入居相談前にぜひお読みください。
老人ホームに入居して認知症が悪化したと言われるリスク回避
認知症の方の症状はいろいろありますが、根本は記憶力の低下であり、それ故に場所がわからなくなったり、時間や人の名前がわからなくなったりします。
老人ホームのことや高齢者の介護のことをあまり知らない方は、老人ホームに入居すると介護のプロの人たちや看護師がついているので認知症の進行を遅らせることができるのではないかと考えるかもしれません。しかし、例えば住み慣れた自宅にいる場合にも物忘れがあったり、場所が分からなくなるような症状が出ている方が、全くわからない似たような部屋が続いている老人ホームという環境に入ると、自分がどこにいて何でここにいるのかということがわからず混乱してしまい認知症の症状が悪化して見える状態になります。それぞれの老人ホームで認知症ケアの方法は色々と取り組んでいますが、住み慣れた場所と比べると分からないことが多くなりますし、心も落ち着かなくなるのは当然のことなので、家族や見学に来た人が認知症を軽く見ていたり、認知症ケアについて強い期待を持っていたりする場合には、症状が悪化する可能性があることや、認知症の根底は記憶力の低下ですが、接する人や場所の変化などで性格が変わったようなぐらい拒否的な態度や場合によっては暴れてしまったり、家に帰らないといけないと泣いてしまったりするようなこともあるということをリスク回避として、そして本当にご利用者と向かい合う時の現実として伝えます。
認知症の症状の悪化を理由に老人ホームを退去となることもある
このように認知症の症状は老人ホームに入ると悪化することも多いです。そのため入居前に認知症が悪化して集団生活が困難になった場合などには退去していただく可能性もあるなどということを説明することもあります。またそのような状態になる前に、認知症の専門病院にかかり投薬治療などの医療的な治療手段を試してほしいことなども伝えられるかもしれません。緊急時以外に医療機関を受診したりする時の付き添いや医療費は、家族や後見人が中心となって動いていただく必要があるので、老人ホームではできないことなども伝えられるかもしれません。
認知症の診断があったり、認知機能が低下している予兆があるような入居希望者が来た時には、しっかりとした施設ほどこのような認知症の方に対応した事例をあげながらご家族や入居希望者の付き添いの方にも認知症の理解があり、協力的かどうかを試すような質問をしてもしてしまいがちです。
認知症の方に最適な施設の選び方
このようにしっかりと認知症と向き合おうとしている施設ほど、入居希望者にとっては「入居を拒否したいのかな?」と感じてしまうぐらい細く説明を受けるという状況になります。
認知症の方の老人ホーム・介護施設を選ぶポイント
認知症の方にもいろいろなタイプがありますが、部屋がたくさん並んでいる大型の施設は自分の部屋がわからなくなるなど心配事が増えるので避けた方が無難
規模が小さい方が接する人数が少なく、雰囲気も家庭的なのでよい(認知症の診断がある場合には施設形態として老人ホームよりもグループホームが選択肢として良さそう)
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帰りたがってしまうケース(帰宅願望という)も多いので、施設の外出についてオートロックなどが付いている方がよい。(離設や脱走することや、ドアや設備を壊してしまうなど警察沙汰になる可能性があり施設側も困ってしまうかもしれないため施設側とよく相談。普段おとなしい方でも、初めての場所で閉じ込められたと勘違いすると信じられない行動をすることもあります。)
このあたりに気をつけながら老人ホームやグループホームなどの介護施設を比較して相談しながら決めていきましょう。