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在宅介護と施設や老人ホームへ入所する境目は
日本は高齢化が進み医療費も抑制しなければならない中で、地域包括ケアシステムと言う自宅での在宅介護を中心とした医療介護体制を構築しようとしています。
内閣府が2012年度に行った「高齢者の健康に関する意識調査」の中の最期を迎えたい場所の項目で「病院などの医療施設」が約28%だったのに対し、自宅と答えた人は約55%となっており、高齢者の意識についても自宅で生活し続けて最期家で死にたい(看取られたい)希望が強いということになります。
在宅介護か施設入所か
高齢者になり、要支援になり、要介護になり…自分の身体状況や家族の介護負担などを考えると、在宅介護はなかなか難しいと考える時が来ます。本人が在宅生活を継続したいと希望することもありますし、家族の方が後ろめたさから施設入所を否定的に捉えていることもあります。介護休業という制度や、居宅サービス(介護保険サービス)などいろいろ活用できるものはありますが、ケアマネージャーや親族、ご本人含めて相談し、最も良い形を探っていきましょう。
在宅介護のメリット・デメリットとは
施設入所と在宅介護について紹介してきましたが、在宅介護のメリットデメリットについても紹介しておきたいと思います。
在宅介護のメリットとは
在宅介護のメリットは、まず住み慣れた自宅や地域で暮らせるということです。家族や知り合い、自分の身近なところに今まで接してきた家も物も全部揃っていて、環境を変えずに生活が送れます。また、施設に入所するとなると、すぐに費用的負担が少ない特別養護老人ホーム(特養)に入所できる場合もありますが、入れない場合には有料老人ホームなどで待機する形になる場合もあります。
在宅介護のデメリットとは
在宅介護のデメリットとしては、有料老人ホームに入居する場合と比べて費用は少なく抑えられるのですが、家族など身近な人の負担が大きくなることが挙げられます。また要介護の状態では外出する時なども付き添いをする人の負担が大きいため、引きこもりがちになったりになったりする可能性も大きいです。在宅介護で心配なこととしてよく聞くのは、緊急時の対応の時どうしたらよいかということです。この緊急時の対応ということが心配で、ずっと人目がある介護施設への入所を希望する家族もいます。
在宅介護の場合の要介護者本人の安心や安全、介護者の安心や健康を考えて
在宅介護と施設入所を対比させながら特徴やメリットデメリットを紹介しました。
最終的には施設や老人ホーム入居という選択になることが多いですが、お互いに後悔しない生活方法を見つけることが大切です。
在宅介護の場合には、利用できるサービスが多岐にわたります。一時的に施設入所する「ショートステイ(短期入所生活介護)」や一時的に入所してリハビリテーションなどを行って在宅復帰を目指す「介護老人保健施設(老健)」などもあり、計画的にどのような生活に落ち着かせていくかを専門職やケアマネージャー交えて話し合って知恵を出し合っていくこともできます。考えるべきは、要介護者ご本人の安全や安心も、そして望む生活ではありますが、介護者が無理をし過ぎないこと、責任を負い過ぎないように配慮することなどが望まれます。